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Apache、FastCGIで、他のバージョンのPHPを実行できるようにする。

FastCGIによってWebサイトごとに実行するPHPのバージョンを切り替える。

バージョンは、CentOS7でOS標準のPHP5.4と、remiリポジトリからインストールしたPHP7.4の2つ。

PHP5.4を通常使用するものとし、特定のサイトだけ、PHP7.4で実行されるようにする。

PHP7.4のインストール

# yum install https://rpms.remirepo.net/enterprise/remi-release-7.rpm
# yum install php74-php php74-php-mbstring php74-php-mysqlnd php74-php-pdo
# ls -l /bin/php74
lrwxrwxrwx 1 root root 32  4月 22 16:50 /bin/php74 -> /opt/remi/php74/root/usr/bin/php

mod_fcgidインストール

# yum install mod_fcgid
# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

IncludeOptional conf.d/fcgid.conf

fcgidを使い、特定のサイトをPHP7.4で実行

PHP7.4のphp-cgiを実行するための設定ファイルを作成。

# vi /etc/httpd/conf.d/fcgid-php74.conf

Options +ExecCGI
<FilesMatch "\.php$">
SetHandler fcgid-script
</FilesMatch>
FCGIWrapper /opt/remi/php74/root/usr/bin/php-cgi .php

上記ファイルを、PHP7.4を実行したいサイト(VirtualHost、Directory、.htaccess)にインクルードする。

<Directory /var/www/html/>
        IncludeOptional conf.d/fcgid-php74.conf
        AllowOverride All
        Require all granted
</Directory>

動作確認

# vi /var/www/html/phpinfo.php
<?php echo phpinfo(); ?>

ブラウザ等から、phpinfo.phpにアクセスして実行されたPHPのバージョンを確認する。

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